カリウム-血圧を下げる作用アリ!
カリウムには筋収縮や神経の刺激伝達、たんぱく質の合成などの主な役割があります。
また、カリウムには高血圧の原因となるナトリウムの排泄を促す働きがあるため、血圧を下げる作用があるといわれています。しかし、血液中のカリウムの濃度が正常値の3倍以上になると心臓が停止してしまいます。
カリウムが不足すると・・・
カリウムの摂取量が不足した状態が続くと、低カリウム血症となり、筋肉の脱力感や心拡張などの症状が現れます。
一日の目安量
一日に摂取するカリウムの推奨量は、成人男子で2000mg/日、成人女子で1600mgとされています。※1
一日あたりのカリウム目安量 | ||
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成人男子 | 2000mg | |
成人女子 | 1600mg |
一日あたりのカリウム上限量 | ||
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成人男子 | - | |
成人女子 | - |
カリウムを多く含む食品
カリウムはセリ、ワケギ、たけのこなどに含まれています。
※1高血圧の予防を目的としたカリウムの食事摂取基準では、米国高血圧合同委員会第6次報告が報告している値として成人男性・成人女性ともに3,500mg/日のカリウムを取ることが望ましいとされています。