マンガン-不足すると糖尿病、性機能の低下に・・・
マンガンは抗酸化酵素の合成に必要なミネラルの一つです。
骨の形成や、コレステロール・たんぱく質・糖質の代謝にも関係していて、消化を助ける働きもあります。また、エネルギーの生成にも関係しています。
マンガンが不足すると・・・
マンガンが不足すると、エネルギーの代謝が正常に行われなくなり、糖尿病、性機能の低下などの症状を引き起こすといわれています。
マンガンを過剰に摂取すると・・・
マンガンの過剰摂取(マンガン中毒)では筋肉痛、頭痛、無気力、食欲不振、精神興奮、疲労感、インポテンツ、パーキンソン症候群などの症状がみられます。
一日の目安量
一日に摂取するマンガンの目安量は成人男子で4.0mg/日、成人女子で3.5mgとされます。一日に摂取するマンガンの上限量は成人男子・成人女子ともに11mg/日とされています。
一日あたりのマンガン目安量 | ||
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成人男子 | 4.0mg | |
成人女子 | 3.5mg |
一日あたりのマンガン上限量 | ||
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成人男子 | 11mg | |
成人女子 | 11mg |
マンガンを多く含む食品
マンガンは肉類、魚介類(シジミなど)、ナッツ類(落花生、アーモンド)、れんこん、納豆、大豆、柿などに多く含まれます。
マンガンは多くの食品に含まれているため、普通の食生活を送っている限りは不足・過剰摂取の心配はまずありません。